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2009/06/19

わたしは誰でしょう?

192717 そのお墓を一度訪れたことがある。なんと言うことはない普通の墓だが、違うのは若い女性や、ツッパリ風の青年たちが神妙に手を合わせていたことだろう。東京・三鷹の禅林寺。作家○○○の墓である▼今からちょうど100年前の1909(明治42)年6月19日に青森県の津軽で生まれた。そして48(昭和23)年6月13日、女性と玉川上水で入水。 享年38歳。遺体が発見されたのがくしくも誕生日の19日。以後、 19日は「桜桃忌」と呼ばれるようになる。墓を訪ねたのはその桜桃忌の日であった。▼「こな雪 つぶ雪 わた雪 みず雪 かた雪 ざらめ雪 こおり雪」。津軽の雪に七つもの種類があるのを知ったのは代表作の一つ「津軽」から。○○の作品は古びるどころか今も新しい  ▼地方の土の匂いと都会のモダンさ。自己愛と自己否定。弱さと強さ。対立するものを内に抱えて苦悩した○○は、ユーモアとサービス精神の持ち主でもあった。加えて眼差しの優しさ。○○ファンが絶えない理由の一つだろう▼戦後、「斜陽」や「人間失格」を発表するが、年譜を見てあらためて気付くのは、戦争中に「走れメロス」や「駆け込み訴へ」などの代表作を書いたこと。「右大臣実朝」も43年の刊行だ▼この中で○○は、鎌倉幕府の三代目源実朝にこんな言葉を語らせている。「アカルサハ、ホロビノ姿デアロウカ。人モ家モ、暗イウチハマダ滅亡セヌ」。実朝が暗示するのは何か。日本の敗戦は2年後、○○の死は、それからわずか3年後である。                               6.17熊本日日新聞(新生面)より   答え「1927-17.doc」をダウンロード 

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コメント

今日が生誕100歳かな、先日からテレビで見ています。
結婚前に奥さまに当てた真摯な誓約書も写っていました。感受性が強すぎる?、でもどうして自殺を繰り返して、大作完成後、わずかな日数で心中なんて。

kazuyoさん こんばんは
今年は生誕100年で青森にはマント姿の銅像ができたり、
本も特集で出版されたり、
ちょっとしたブームになっているみたいですね。

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